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18年の付き合いのある、友人と久しぶりに会って話をした時のこと。家族持ちの会社勤めの人間の悩みも、経営者同様、半端ではないというお話。お互いの考え方の違いに注目!

# 留学先で知り合った、18年来の友人の話

私は、2001年に、中国の北京にて、留学をしました。

その留学先で知り合った友人と、18年来の付き合いをさせていただいております。

その友人は、2004年に香港で就職先を見つけ、私もその後、香港で就職

活動をし、2005年に、中国広東省深セン市というところの日系企業

就職することができました。

なので、お互い、中国で働き始めた頃は、よく、夜遊んだりして、ほとんど寝ること

もなく、仕事に行っていたことが懐かしく思い出されます。

その仲の良い友人が、先日、今勤務先の上海から日本に出張で戻ってきていたので、

久々に日本で会うことになったわけです。

その時に、友人と話をした内容をもとに、私が感じた、友人のような会社勤め人と

私のような個人経営者の大きな違いというものを、皆さんにシェアさせていただければ

と思った次第です。

## 友人は、中国で15年ほど勤務している、中国のエキスパート

私とその友人は、2004年にほぼ同じ時期に、中国で仕事を見つけ、それぞれの地で

働き始めました。

そして、私は、2012年にその会社を退職し、日本に帰国することになります。

でも、その友人は、すでに家族持ちで、私のように、思い立ったらすぐ行動できる

ような自由な立場ではありません。

そして、私が帰国する前に、友人の家族が中国に来ることになったようで、友人は

その頃から、今までの約8年ほど、家族とともに、中国で住んで生活しています。

なので、友人は、私より仕事もできるし、包容力もあり、責任感もあるスーパーマン

なのです。

また、普段、会社では、係長職という重要な立場で、スーパー営業マンとして、

常に、中国全土や、たまに海外に行っては、商品をバンバン売りまくっている

強者なのです。

### その友人から聞いた、一時期悩んだ時のお話

そんなスーパーマンである友人が、一時期悩んだことがあるということで、その話を

私にしてくれました。

その友人は、今は上海の事務所に勤めているのですが、それまでは、私と同様、広東省

深セン市というところの事務所で、約12年間、勤務をしていたそうです。

そして、ある日、会社の上司より、「上海事務所の人間とお前を交換しようと思う。」

というような話が出て、一度は断ったと言っていました。

友人は、その話が出る前から、インドの支社の転勤を希望しており、なかなかその夢は

叶わなかったということでした。

でも、その友人も私と同様、年齢がもうすぐ40歳ということで、次の新たなステップは

中国以外の外国に目を向けていたようでした。

申し上げた通り、その申請は通らず、また、その頃、仕事について、真剣に考えた

そうです。

「別に、俺がいなくても、商品はバンバン売れるし、中国事務所のローカルも育って

きて、以前ほど、仕事に面白みがなくなってきた。」

と、感じていたそうです。

私は、その話を聞いた時、長年仕事をしていれば、多かれ少なかれ、様々な悩みを

抱えるものだが、この友人は、ものすごい向上心のありふれた人間だなと感じました。

なぜかというと、向上心無くして、30後半の人間が、家族もいるのに、インドに行きた

いとはなかなか思えないし、家族の反対に遭う可能性もあるのに、すごいと思ったの

です。それは、多分、中国という国を長く見すぎたことが、主な原因であると思うし、

本人も、家族を抱える身として、同じ地に長居するのも、中国という国で生きていく

日系企業の将来性も加味したとき、早めに「方向転換」をした方が良いと考えたのかも

しれないなと思いました。

#### お互いの近況の話になった時のこと

そういう友人の身の上話を聞いていて、時間もある程度、経った時、その友人から

「今、経営している会社はどうですか?」と聞かれたので、「浮き沈みはあるけど、

まあまあ順調ですよ。」と、私は答えました。

そして、その友人は、「どれぐらい稼いでいるのか?」とも聞いてきたので、

開業1年目の年商は、日本円で約2000万円だったと言うと、すごく驚いてくれたので

す。私自身、別にそこまですごいとは思っていないし、経営するということは、

どれだけ利益を生み出したかが大事なので、そのことも正直に言いましたが、

その友人は、そんな私のことも、「すごい!」と褒め讃えてくれました。

私は、この瞬間、本当に良い友人を持って、自分は幸せだと感じたものです。

##### そして、お互いの将来の話になった時のこと

私は、その友人に、「海外に長く勤務していると、日本への帰国命令が出る

ことがあるかもしれないけど、そうなると、給与はガクンと減ってしまうね。」

と言いました。

海外勤務をされた人は、お分かりになると思うのですが、通常、海外勤務をする

場合、「常駐手当」が出るのです。

それが、「単身赴任」か、「家族と一緒に赴任」しているかで、手当も大きくかわりま

す。友人の会社は、某大手一部上場企業なので、手当は本当に分厚く、話を聞く限り

では、かなり優遇されていると見受けられました。

でも、それは、その友人が海外で勤務しているからであって、日本本社への帰国を

命じられた場合、その手当がガクンとなくなってしまうわけです。

その友人は、「手当が無くなったら、日本で家賃も自分で払わないといけなくなるし、

結構、生活も厳しくなることは確かである。」と、言っていました。

そうなんです。

日本に帰国命令が出た時に、給与が、半分以下に下がることなど、当たり前の

話で、家族持ちなら、減った分を埋めることは、本当に大きな痛手になります。

そこで、私は、「そうなったら、どう対処していくの?」と聞くと、「特に具体的

なプランは明確に立てていない。」というような返事をもらいました。

そこで、私は、その友人にこう言いました。「今は係長だけど、日本に帰国したら

課長職になるかもしれない。そうすると、残業手当も付かないだろうし、労働組合

から保護されないので、会社の一存で、処遇なんかも変わるかもしれないね。」

というと、「確かにそうだね。」と言いました。

今は、大手企業でさえ、終身雇用はあり得ないと言っているわけで、その友人も

これからいつまで海外で勤務できるかわからないわけなので、内心、いろいろ考える

ことはあるだろうと思いました。

###### 私が別れ際に友人に言ったこととは?

友人に、「これから、100年ライフと言われている時代、会社で長く働く

ためには、自分がもっと偉くなる必要がある。絶対、今の地位に甘んじることなく、

役員を目指してくれ!」と言いました。

私は、会社で自分の思った通りにしたければ、もう役員になるしかないという考え

なので、この話を聞いた友人は、「俺とあなたは、全然考えに差があるね。やはり

経営者になると、座標が変わるので、一言一言発する言葉も全く違う。」と

言っていました。

私は、そう言われたことがなかったので、「なぜ、そう思うのか?」と最初は

疑問ではありましたが、よくよく考えると、会社員時代だった自分も、頭の

中では、「雇われも、皆、経営者の考えを持つことが大事」であると、わかった

ふりをしていたのではないかと思ったのです。

これだけ、経営者と、会社で雇用されている人間とでは、少し分かりあえない

若干の「溝」みたいなものがあることを、その時、思い知ることができました。

今後、彼は、その会社で大きく出世し、きっと近い将来、役員になり、社長に

まで上り詰められる器になると思うし、そうであってほしいと心から願うばかりで

す。

私は私で、個人経営者であるものの、さらに大きく成長していくために、

様々な事業を展開して、頑張っていく所存です。

このブログをお読みいただいた方へ。

あなたが、まだ入社間もない社員だったり、また経営者の方も見ていただいているかも

しれません。

それでも、私が友人と話をした内容を見る限り、「経営者と雇用者には、これだけの

考え方に差がある訳」なのです。

やはり、自分がその座標に立って見て、初めて感じることがたくさんあると思いますが

結果、あなたがどの座標に居ても、自分がやることは、精一杯仕事を全うすることで、

会社の役に立つことが前提。

経営者は、起業する上で、様々なリスクを負うし、家族持ちの私のような友人も、

自分の家族を守るため、今後、負わなければいけないリスクも半端ないと思います。

厳しい世界ですが、頑張るしかないということですね。

これから、起業を考えている、現在会社勤めの人たちも、こう言ったことが

あるものだと少しでも分かっていただけると、今後の参考になるものかなと

思ったので、ブログに書かせていただきました。

微力ながら、少しでも、皆さんの参考になればと願う次第です。