#### 利益率って、大事ですか?
ebay、ヤフオクそしてアマゾンの転売ビジネスをやっていると、嫌でも管理しないと
いけないのは、「利益率」というもの。
では、この転売ビジネスで、「高利益率が維持できていない」と、悩んでいるあなた
へ、毎取引で利益率を高く維持する必要はなく、
- 月1集計
- 年1集計
ぐらいのペースで、利益率があがっていれば、OKだということをお話しします。
それに加え、日本で有名な、「某飲食店」を例とし、「ある販売手
法」で、高利益率が確保できている仕組みも、合わせてお教えしたいと思います。
これを見て、あなたも、ebayや他の転売ビジネスで、すぐに実践できる手法
だと思うので、真似してみてほしいと思います。
## 毎取引で、高利益を維持するのは、困難なので、諦めよう!
ebay、ヤフオクそしてアマゾン転売では、プラットフォームが違えど、やっている
ことは一緒です。つまり、「仕入れて、販売する」ということです。
でもね。皆が毎取引で、高い利益率を維持するのは、難しいのですよ。
理由としては、過去、ブログで何度も申し上げている通り、
- 手数料(ebay+paypal)
が存在するからです。
これは、月一とかに発生するのではなく、あなたの商品が落札されるたびに、
プラットフォームが、販売額から、勝手に差し引いているわけです。
これって、結構、痛いですよね!
だけど、「他人さんのプラットフォームで、販売している以上は、それぞれの
規約」というものが存在し、それに従わないといけません。
だから、回避しきれない、この手数料があるからこそ、毎取引で高い利益率を維持
するのは無理なので、諦めた方が良いということです!
### 毎日の収益は、しっかり管理しよう!
では、高い利益率を確保するのは、難しいと言っても、ストアを運営している
「謂わば経営者」である以上、毎日の「売上管理」は、必ずしないといけません。
そして、毎取引で、「どれだけの収益」があったかを、管理する必要があります。
その中に、「利益率」という項目もありますが、毎日「どれぐらいの利益率が
達成できたのか?」を、表計算で管理しておきましょう。
経営者である以上、こういう管理をするのは、当たり前です。
自分のストアの経営状況を知らない経営者なんて、この世に存在しません。
#### 正しい利益率は、年一で集計結果として出てくるもの
最終的に、確定申告の前に、あなたの利益率が、平均以上なら、私はそれで御の字だと
思っています。
なぜかというと、こう言った転売ビジネスは、いつどこでどういったトラブルに
遭遇するか、わからないからです。
よくある事例として、海外輸出の場合は、「商品未着」とか、「商品破損」とか、
「詐欺」なんかもあります。
その度、運営側が味方をしてくれれば良いですが、毎度、セラー側に立った判決
を下してくれるとは限りません。
だから、セラー側が、「負ける」ことの方が、ほとんどだとお考えください。
そうすると、せっかく、集計した利益率も、問題が発生した時点で、返金対応
に追われ、正しい利益率など、出せるわけがありません。
よって、あえて、そこは気にせず、年末時点で、平均以上なら、私は御の字だと
思うのです。
##### 日本国内大手企業から学ぶ、利益率の考え方と、高利益を生む方法とは?
皆さんは、日本国内の飲食店って、「低い販売単価で、利益出せてるのかな?」
って、不思議に思ったことはありませんか?
実は、低い販売単価でも、「ある販売手法」で、大きく利益を生んでいるのです。
例えば、うどん屋さんを例にすると、お店では、うどんの種類が豊富にあり、惣菜、
握り飯などがありますよね?
それぞれ、お店に並ぶまでに発生した「製造原価」とは、どれぐらいかって、
考えたことはありますか?
まあ、普通の人は、そこまで考えたりはしませんよね。でもね。あんな低い単価
でも、見えないところで、しっかりと利益率は保たれていて、全体で良いバランス
を保たれているから、平均しても、利益率は高めなのですよ。
例えば、
・うどん一杯の販売単価 5〜600円
ぐらいだとすると、粗利益は、60%〜70%は取れていると思います。
要するに、原価率がものすごく低いわけですね。
うどん一杯を例にすると、製造原価は、約200円ぐらいといったところでしょうか?
こればかり売り上げていても、うどん屋さんは、商売あがったりです。
そこで、惣菜や、握り飯が登場します。
おそらくですが、うどんよりも、惣菜や握り飯の方が、売上はずっと大きいと思いま
す。
ですが、売上が大きい分、そこまで利益率は多くはないと考えます。
そんな感じで、毎日、バランスよく、保たれているので、利益率はそれぞれバラバラ
でも、1日の売上集計の時は、大きな利益率を生んでいるのです。
要するに、「いろいろなものを、組み合わせて、相乗効果を図っている」という
ことなのです。
###### 出品するときも、「販売形態」を意識すると、利益率は向上します
例えば、あなたが、Aという商品を単品で出品したとします。
その利益率は、単品売上ベースで、10%としましょう。
10%って、正直、大したことないし、こんなのがたくさん売れたところで、
利益もたかがしれてますよね?
でも、Aという商品を、複数で販売する代わりに、「何個以上買うと、○○%オフ」
といえば、お客さんは、「そっちの方が得だから、買ってしまおう!」という
心理が働きます。
つまり、売上も、単品より、複数販売の方がずっと上がるし、利益率も複数販売の
方が、ずっと高くなるわけです。
これで、お分かりでしょうか?
つまり、リサーチをする時に、売れ筋商品を見つけたのは良いけど、「単品で
出品する商品」と、「複数で出品する商品」というところも、意識しながら
リサーチができると、なお良いということですね。
商品によっては、お客さんの需要により、まとめ買いなんかも、たくさんあるわけな
ので、お客さんからすれば、「様々な出品形態」があるセラーから購入できた方が
お互い、win winになれるというわけなのですよ。
以上、利益率について、記事を書いてみました。
転売ビジネスを始めた頃は、あまり気にもしなかったと思いますが、上述した通り、
こういった観点から考えていくと、リサーチの幅や、商品の売り方も、じっくり
考えるきっかけになったのではないでしょうか?
ぜひ、気になる方は、出品形態を見直して、様々な出品形態で、利益率の向上に
努めてみてください。